ミノキシノムの特徴
発毛を促進する効果があるミノキシジルを配合した男性型脱毛症の治療薬です。
男性型脱毛症の治療におけるミノキシジルタブレットの一般的な用量は有効成分として1日5mgです。
内服薬は外用薬よりも広範囲の発毛を促進させます。
外用薬に対して、内服薬であるノキシジルは身体の内側から広範囲にわたって働きかけます。結果、頭皮にある血管の隅々まで行き渡りますので、外用薬ではなかなか浸透させづらい生え際の薄毛に対しても効果的です。
ミノキシジルは、抜け毛の原因となる男性ホルモンの増加を抑えるプロペシアやサガーロと併用すると効果倍増です。
薄毛の進行を止めるフィナステリドの効果に、頭皮の血流を促進して発毛を促すミノキシジルの働きが加わることで、抜け毛を食い止めつつ毛髪を育てる効果が期待できます。
ミノキシジル高血圧症に対しても有効です。
ミノキシジルは、もともと血管を拡張させて血液の流れをスムーズにする降圧剤として開発されたもので、男性型脱毛症だけでなく高血圧症の改善にも有効です。
高血圧症患者を対象とした臨床試験の過程で、発毛を促進する効果が発見され、ミノキシジルタブレットは男性型脱毛症の治療にも利用されるようになりました。
ミノキシジルの効果効能
壮年性脱毛症の発毛、育毛および抜け毛の進行予防、高血圧症
- 壮年性脱毛症のみ有効です。他の脱毛症に対する適応はありません。
- 血管拡張作用によって血圧の上昇を抑制します。
- 効果が実感は 6ヶ月後から
頭皮以外の血管も拡張されますので、高血圧症の治療にも有効です。
頭皮の血行を良くして、壮年性脱毛症による頭頂部や前頭部の薄毛を改善する効果があります。
頭皮の血流量が増えることで毛根への栄養や酸素が行き渡るようになり、毛髪の量や太さが増加します。
6ヶ月を目安にミノキシジルの服用を継続すれば、多くの場合で明確な毛髪のボリュームアップを実感できます。
ミノキシジルの飲み方(用量・用法)
下記の用量を守って、水またはぬるま湯と一緒に服用してください。
用量・用法 | |
1回の用量 | 5mg錠の場合 … 1錠 |
1日の服用回数 | 1回 |
服用期間 | 最低6ヶ月 |
なるべく決まった時間にミノキシジルを服用することで、成分濃度の変化が一定に保たれて効果が安定します。食前食後どちらでも服用できます。
5mgを1回1錠服用していても十分な発毛が実感できない場合、12時間の間隔を空けて1日2回まで服用できます。成分量として1日の上限を10mgまでとしてください。
高血圧症の治療に使用する場合、成分量として1日40mgまで増量できます。血圧に応じて段階的に用量調整をしてください。
服用量を変更する際は、同じ飲み方を3日間続けることが推奨されています。
- ミノキシジルの保管方法
- 光、温度、湿度などにより、効果が損なわれる場合があります。以下を守って保管してください。
- (1) 高温多湿を避けて、直射日光があたらないところで保管してください。
(2) 日中に長時間にわたって車中に置かないようにしてください。
(3) お子様の手が届かないところで保管してください。
(4) 使用期限を過ぎた場合は破棄してください。
(5) 分割した錠剤はなるべくお早めに使用してください。
- ミノキシジルの副作用
- <主な副作用>
頭痛、皮膚の潮紅、赤ら顔、めまい、動悸、むくみなど。 - 副作用は、血管を拡張させるミノキシジルの働きによる一時的な症状がほとんどです。頭痛は拡張された血管に神経が刺激されて起きます。赤ら顔など皮膚の潮紅は、毛細血管が開き血色が良くなっている状態です。めまいや動悸は血圧が下がることで起きます。
副作用はいずれも軽度である場合が多く、ほとんどの場合で成分の分解が進むにつれて軽快します。
- ミノキシジルの注意事項
- <使用禁忌>
下記に該当する方は使用しないでください。
ミノキシジルに過敏症がある、未成年、妊娠中、授乳中、男性型脱毛症以外の脱毛症(円形脱毛症など)、頭皮に炎症・日焼けなどの異常がある、低酸素血症、褐色細胞腫が原因の高血圧 - <使用注意>
下記に該当する方は使用前に医師に相談してください。
高齢者(65歳以上)、高血圧、低血圧、心臓または腎臓の障害、むくみがある、甲状腺機能障害、家族に男性型脱毛症の病歴がない、他の薬(高血圧や心臓病の治療薬など)を服用中 - <併用禁忌薬>
特にありません。
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