AGA治療薬には、
プロペシア・ザガーロ・ミノキシジルの3種類があります。

現在、AGA治療薬には「今ある毛髪を守る」維持の薬と、「新しい毛髪を生やす」発毛の薬があります。
「プロペシア」「ザガーロ」という薬を取り扱っておりますが、それぞれに特徴があり、効果の出方も違います。
それぞれの薬剤の効果や特徴を表にまとめました。

 
商品名 プロペシア ザガーロ ミノキシジル
(内服薬・外用薬)
概要説明 世界初のAGA治療薬
1997年12月に承認されたプロペシアは、世界で初めて医師が処方する内服のAGA治療薬です。
2番目に承認されたAGA治療薬
ザガーロは、プロペシアに次いで承認された、医師が処方する内服のAGA治療薬です。
一般用医薬品としても販売されている発毛剤
ミノキシジルは、一般用医薬品の発毛剤としても販売されている薬で、内服薬と外用薬の2種類があります。
※一般用医薬品は外用薬のみ、内服は未承認
用量 0.2mg、1mgの2種類(ジェネリックも同様)
先発品(プロペシア)、ジェネリックともに0.2mg、1mgの2種類がありますが、0.2mgは取り扱っていないこともあります。
0.1mgと0.5mgの2種類
0.1mgと0.5mgの2種類がありますが、0.1mgに関しては取り扱っていないこともあります。
内服薬は5mg、外用薬は5%配合
料金 プロペシア:1mg 28錠 8,200円〜
プロペシアジェネリック:28錠 3,800円〜
ザガーロ:0.5mg 30錠 10,500円〜 ミノキシジル(外用):5% 60ml 5,500円〜
成分 有効成分:フィナステリド
フィナステリドには、5αリダクターゼという酵素の働きを阻害する効果があります。
有効成分:デュタステリド
デュタステリドには、5αリダクターゼという酵素の働きを阻害する効果があります。
有効成分:ミノキシジル
ミノキシジルには、血管拡張作用や毛乳頭細胞・毛母細胞の活性化作用があります。
効果 AGA症状の改善
Ⅱ型の5αリダクターゼの働きを阻害することで、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。
プロペシアの効果
AGA症状の改善
Ⅰ型およびⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害することで、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。
ザガーロの効果
AGA症状の改善
毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシンという成分を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進します。
ミノキシジルの効果
効果の現れ方 6ヶ月~1年程度で効果を実感
使用から数ヶ月で効果を実感できることもありますが、最低でも6ヶ月は使い続けることが大切です。(※2)
6ヶ月~1年程度で効果を実感
使用から数ヶ月で効果を実感できることもありますが、最低でも6ヶ月は使い続けることが大切です。(※3)
6ヶ月~1年程度で効果を実感
使用から数ヶ月で効果を実感できることもありますが、最低でも6ヶ月は使い続けることが大切です。(※1)
飲み方 1日1回服用する
プロペシアは、1日1回、1錠を服用します。
プロペシアの正しい飲み方
1日1回服用する
ザガーロは、1日1回、1錠を服用します。
ザガーロの正しい飲み方
内服薬は1日1回服用、外用薬は1日2回塗布
ミノキシジルの内服薬は1日1回、1錠を服用します。外用薬は1日2回、患部に塗布します。
ミノキシジルの正しい飲み方
副作用 あり
発生頻度は低いが、主に性欲減退、勃起機能不全などの症状がみられることもあります。(※2)
プロペシアの副作用
あり
発生頻度は低いが、主に性欲減退、勃起機能不全などの症状がみられることもあります。(※3)
ザガーロの副作用
あり
内服薬では低血圧や動悸、全身の多毛症などの症状がみられることもあります。外用薬では塗布部分の痒みやかぶれ、発疹などの症状がみられることもあります。(※1)
ミノキシジルの副作用
併用禁忌 なし
プロペシアには併用禁忌はありません。
なし
ザガーロには併用禁忌はありません。ただし、CYP3A4阻害作用のある薬は併用注意となっています。
ザガーロの併用禁忌薬
外用薬にはなし
外用薬のミノキシジルには併用禁忌はありません。

内服薬の併用禁忌
・心臓や腎臓や肝臓に疾患がある人
・甲状腺機能異常症や褐色細胞腫の人
・悪性腫瘍治療中の人

その他注意点 女性や未成年の服用は厳禁
妊娠またはその可能性がある女性、授乳中の女性が服用すると、男性胎児の生殖器官等の正常発育に影響が出る可能性(※2)があります。未成年の場合も、安全性が確立されていないことから服用禁止です。
女性や未成年の服用および接触は厳禁
妊娠またはその可能性がある女性、授乳中の女性が服用すると、男性胎児の生殖器官等の正常発育に影響が出る可能性(※3)があります。未成年の場合も、安全性が確立されていないことから服用禁止です。また、経皮吸収されるためカプセルから漏れ出た薬剤にも触らないようにしましょう。
外用薬は日焼けした頭皮への塗布には注意が必要
日焼けした頭皮へ塗布する場合、ワセリンやトレチノインと併用すると過剰に吸収され、副作用がより強く出る可能性(※1)があります。

内服薬は、降圧薬内服中の人は注意が必要

ミノキシジルとの同時服用は避け4~6時間のタイムラグを置くこと。

各薬剤の作用の違い

プロペシア

プロペシアの有効成分であるフィナステリドには、5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。
5αリダクターゼには、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する作用があり、このジヒドロテストステロンが男性ホルモン受容体と結合することで毛髪が退行期および休止期に以降するための信号が発せられます。つまり、ジヒドロテストステロンがAGA症状の主な原因となっているのです。5αリダクターゼの働きを阻害することでジヒドロテストステロンの生成を抑制することができるため、プロペシアはAGA症状を改善する効果が期待されるのです。

ザガーロ

ザガーロの有効成分であるデュタステリドには、プロペシアの有効成分であるフィナステリド同様5αリダクターゼの働きを阻害する作用があります。
ただし、フィナステリドとデュタステリドは全く同じ作用をするわけではありません。5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型のⅡ種類があり、フィナステリドはⅡ型の働きを阻害します。しかし、デュタステリドはⅠ型とⅡ型両方の5αリダクターゼの働きを阻害することができます。そのため、デュタステリドはAGA症状に対してより強く働きかけることができるのです。

ミノキシジル(内服薬 / 外用薬)

ミノキシジルは、もともと高血圧治療剤として開発されたものです。そのため、ミノキシジルには血管拡張作用があります。血管が拡張されると血流が増え、これによって毛髪に必要な酸素や栄養素がしっかりと行き渡るようになります。これが、育毛や発毛に効果的なのです。
また、ミノキシジルには発毛因子を増やす効果もあるとされています。毛乳頭細胞にミノキシジルが働きかけることで、アデノシンという成分が分泌されます。アデノシンはエネルギー伝達やシグナル運搬に関わる成分で、これによって細胞増殖因子の産生が促進されるのです。